
こんにちは、沼津日枝神社です。
節分はいつ?と聞かれれば、誰もが2月3日と答えるでしょう。
ですが、節分が2月3日にならない年があります。
令和3年の節分は2月2日です。
今回は、令和3年の節分が2月2日である理由について紹介します。
節分のいわれ
節分とは、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。
要は、季節をわけるタイミングを節分と言うわけですね。
なぜ、立春の前日のみを「節分」と呼ぶようになったのでしょう。
日本では立春を1年のはじまりとして特別なものと考えたために、節分といえば立春の前日である2月3日が節分とされるようになりました。
令和3年の節分が2月2日の理由

2017年の沼津日枝神社の節分祭の様子
2月3日 = 節分 のはずが、令和3年は2月2日が節分となります。
これは立春が変動することに影響しています。
現在の日本では、国立天文台の観測によって、太陽黄経が315度になった時を立春としています。
そして、立春が変動する理由ですが、地球の公転周期が約365.2422日とピッタリ365日ではないため、徐々にズレが生じます。
このようなズレが原因で令和3年の節分が2月2日となるのです。
節分が2月2日になるのはいつ以来?
節分が2月3日でなくなるのは、1984年以来の37年ぶり。(1987年の節分は2月4日)
そして、節分が2月2日になるのは、1897年以来の124年ぶりです。
沼津日枝神社の節分祭について
今年は不思議な巡り合わせで節分が2月2日となりましたが、沼津日枝神社の節分祭は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から「豆まき」は中止とさせていただきました。(神事のみ2月2日に行います。)