沼津日枝神社 山王さん 御祭神、御神徳、沿革、附記

山王さんについて

山王さんについて

御祭神

主神 大山咋神(おおやまくひのかみ) …須佐之男尊(すさのみこと)の御孫
相殿 大名牟遅神(おおなむちのかみ) …国造り医薬の神
大歳神(おおとしのかみ) …五穀豊穣の神

御神徳

大山咋神(おおやまくひのかみ)は治水殖産、山林の守護神、又造酒の神、魔除けの神として崇められてきました。
大名牟遅神(おおなむちのかみ)は国造りの神、医薬の神。
大歳神(おおとしのかみ)は護国豊饒の守護神であり家内安全、厄除け、安産、病気平癒などの生活の上であらゆることにご加護があります。

沿革

この地域は平安時代大岡庄と称され、関白藤原師通の領地でした。
嘉保2年(1095年)美濃守源義綱が延暦寺の僧、山王の神主を殺害する事件があり、関白藤原師通はこの訴えを拒絶した為、僧・神主の呪詛により38才で死亡しました。
師通の母は近江國の日吉大社の御神霊を分祀し八町八反の田を寄進して謝罪の礼を表されたのが当社の起源です。
第73代 堀河天皇、永長元年(1096年)のことです。

附記

照憲皇大后、大正天皇東宮内親王の行啓を仰ぐ。
昭和51年9月、御鎮座880年記念大祭執行に際し、神宮大宮司様並びに日吉大社宮司様の参列を賜る。
平成8年9月、御鎮座900年記念大祭執行。